byknk

好きに話したいときに。前向き後ろ向きは問わない。

こんな時だからこそ、ボードゲームアリーナを布教してみたい


外出自粛が声高に叫ばれて、オンライン飲み(やったことない)とかオンライン講義(まだ春休み)とかが流行り出している今日この頃。外出自粛だろうとやらなきゃいけないことがないはずもないけど息抜きが全くできないのは厳しい。だからこそオンライン飲みとか新たな手法が生まれたのだろうけど。オンライン飲みについてはやったこともないので語れるはずもない。息抜きとしてスマブラとかあつ森(持ってない)とか所謂ビデオゲームをやる人はまあ少なくないと思うし、まあ自分もその一人である。

話は逸れるが、趣味の一つにアナログゲームがある。こんな雰囲気の世の中になる前はともだちと友だちと集まってたまーーにやってた。しかし流石に今直に集まってやろうものなら非難されても文句は言えないだろう。アナログゲームという特性上、暫くは全くできなくなるのか…と思っていたが、まあ検索してみるとそんなことはなかった。やっと本題に入るが、オンラインでアナログゲームが遊べる場所「ボードゲームアリーナ」を布教したいので興味があったらぜひ見てほしい。

 

 

ボードゲームアリーナとは

基本無料で世界のアナログゲームが世界中の人々と遊べる場所。有料会員になると一部機能がアンロックされる(有料会員じゃないので詳細は知らない)。正直無料で十分遊べるレベル。

・利用方法

今目の前にあるスマホやパソコンで「ボードゲームアリーナ」と検索してみよう。ほぼ間違いなくトップに出てくるサイトに入ろう。利用のためにはアカウントを作る必要があるが、Facebookgoogle のアカウントを使うことで簡単に利用できるはず。パソコンはもちろん、スマホ、プレステ、果てはwii Uですらインターネットが繋がっていれば利用できる。個人的にはパソコンが1番良さそうだけど。

・特徴

ボードゲームアリーナ(以降BGA)上で友人と繋がれば、特定の友人内だけでゲームを楽しめること。

繋がれる友人がいなくても世界中のユーザーが相手になってくれること。

・個人的にオススメなゲーム

いざアカウントを作り、遊ぶゲームを選ぶ画面まで来たが、どれを遊ぶか悩む…。という方もいらっしゃるかもしれないので、もしもここまで読んでくれた方がいらっしゃるなら感謝の意も込めてオススメするアナログゲームを幾つか紹介しよう。簡単にルールの説明も。

ニムト

ニムト

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

人数: 2~10人
時間: 30分程度

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ドイツ発のゲームで、アナログゲーム界隈なら超有名タイトルに数えられるゲーム。ルールが非常に分かりやすいのでオススメ。超有名タイトルなだけあって、恐らくどの時間帯でもそこまで待たずに対戦相手が見つかると思う。

ニムトは1-104のいずれかの数字が書かれたカードを使う。各プレイヤーに規定の枚数が配られ、場に4枚のカードが配置される。各プレイヤーは一斉に自分の手札から1枚カードを出す。出したカードは、その数字より小さく、最も近い数字の右に並べられる。それに従ってカードを並べるのだが、各列の6番目(上の画像の赤いマークの箇所)にカードを置いたプレイヤーは、その列の既に並んだ5枚のカードを引き取る。各カードの上下に書かれている小さな牛のマークがそれぞれのカードの点数(例えば手札の12は1点だが、88は5点もある)で、取った点数が各プレイヤーの初期持ち点の66から引かれていく。点数が0以下になってしまうと負け。このゲームは、カードを相手に押し付けあうゲームなのだ。

また、場の最も右のカード全てより小さい数字を出したら(上記画像で言えば1~38)、好きな列1列を引き取ることができる。一見デメリットしかないようだが、並んだ枚数が少ない列を引き取って被害を最小限にしたり、相手がより大きな被害を被るようにできる場合もあるなど、戦略として非常に重要になる。

まあ最初から色々考えてプレイするのも難しいので、初めてやってみるならまずは場に出ているカードからあまり離れていないカードを出していけば良さそう。それでもやられるときはあるけど。

BGA上でも自分がやることはカードを毎ターン選ぶだけ。数字を選ぶだけのゲームだが、それだけなのに侮れない面白さをもつゲームなのでまずは一度やってみてほしい。

キャントストップ 

 止められません

止められません

  • 発売日: 2018/08/26
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

人数: 2~4人
時間: 30分程度

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アメリカ発のゲームで、運にものを言わせるゲームといった感じ。気軽にギャンブラーなゲームをやってみたいならおススメ。

ゲームは4つのサイコロと、2~12の数字が割り振られた道を使い行われる。プレイヤーはその道のうち3つを踏破すれば勝利となる。
プレイヤーはサイコロ4つを振り、2つずつの組合せ2個に分ける。例えば出た目が1,3,4,4であれば、(1,3/4,4)(1,4/3,4)のどちらかの組合せを選び、2つの数の和の列の駒を進める。(1,3/4,4)を選べば、4,8の列それぞれ1マス進むことが出来る。どういった組合せがありうるかは勝手に表示されるのでそこんとこはオンライン上でやるメリットかな?
いずれかの列で最低1マス進むことができれば、続けてサイコロを振るか、サイコロを振らずに次の人の番に回すかを選べる。続けてサイコロを振れば、進めるかもしれないがサイコロの目によっては1マスも進めない場合も出てくる。1マスも進めなかった場合、それまでの進歩は無駄になってしまう。サイコロを振らなければ、少なくとも進んだ分は損しないので、進めることを信じて振るか、堅実に進んでいくか、プレイヤーの性格が出そうなゲームだ。

クアルト

 

ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム

ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム

  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

人数: 2人専用
時間: 20分程度

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スイス人によってデザインされたゲーム。上記の2つは運要素もそれなりに強いものだったが、このゲームは運要素が絡まないので、運に左右されないシビアな勝負がしたい人に勧めたい。将棋やチェスが好きならやって損はないはず。

ゲームは4×4マスのボードと、4つの要素を持った16個の駒を使う。その要素は、色(白/黒)、高さ(高い/低い)、形(〇/☐)、穴(あり/なし)であり、4つ並んだ駒の要素いずれかが共通するように置くことができれば勝利となる。
ざっくり言えば揃えることの出来る要素が多様な4目並べで、交互に駒を一つずつ置いていくのだが、置く駒は対戦相手が選択する。これがこのゲームの最大の特徴で、相手にこの駒を渡して大丈夫か?といった読み合いが出てくる。そのような読み合いに勝てるかどうかがカギとなるゲーム。

 

最後に

ここまで長々と書いたが、オンラインでやっても当然面白さは味わえるけれど、やっぱり折角のアナログゲームならリアルで集まってやるのが個人的には好ましいと思うし、その方が面白さは大きいと思う。もしこの記事をここまで読んで、オンラインでやってみて面白いと感じたゲームが一つでもあれば、自粛の必要のない平和な世の中になったときに、直接人と対面してやってみてほしい。普段目にしないだけで、Amazonは勿論、家電量販店やTSUTAYA等、探してみると意外に売っている場所はあるので、興味が湧いたらぜひ手に取ってみてほしい。
もしもここまで読んでくれた方がいれば、拙い文章だったが読んでくれてありがとうと言っておきたい。面白いと思えるゲームに出会えることを願います。